takaha.siの技術メモ

勉強したことをお伝えします。ちょっとでも誰かの役に立てればいいな…

VPSのvultrがいいよって話

www.vultr.com

vultrというVPSサービスがある。最近ちょくちょく聞くので使ってみた。用途はT-potの運営のためのサーバを借りるため。AWS EC2上で運用しようかなと思ったけどEC2はisoイメージからのインストールの際、まずはじめにS3にisoイメージを上げてーとかちょっと面倒なことをしないといけない。ので、ついでにvultr使ってみようかなと思った。VPSで有名所といえば、あとはさくらVPSがあるけど、さくらVPSはもう使っていて何台か借りてる。のでものは試しでvultrにしてみた。

ちょっと使ってみたところ、AWS Lightsailと比べて(VPS単体で見れば)Vultrのほうが機能面で充実しているかなとおもった。S3とかDynamoDBとかRDSとかと組み合わせないのであればVultrのほうが良い気がします。とはいえ、Vultrもブロックストレージ(AWS EBS相当のもの)とオブジェクトストレージ(AWS S3互換のよう)とLoad Balancerはあるみたいです。

以下箇条書き

  1. isoイメージからの起動ができる。自分で好きなisoイメージをアップロードしてそこからBootしてインストール可能。Lightsailはできない。
  2. Webコンソールの画面操作はVGAVNC経由で飛ばしている。LightsailはWebコンソールもSSH経由なのでiptablesとかでしくじると復旧の手段が完全に絶たれるが、vultrはそんなことはない
  3. セキュリティインシデントあるとメールで警告してくれる。
  4. いまなら100USDクレジットくれる!
  5. 支払いにBitcoin (BTC)とBitcoin Cash (BCH)が使える!まあネタだと思うけど、PRQかよw

ただ、課金形体がプリペイド式で独特です。クレジットカードで課金するとVultr内のクレジットにチャージできて、そのクレジットから毎時間の使用量が引き落とされる感じです。この点AWS Lightsailのように1ドル単位で使用した料金をクレカから引き落としてしくれるわけではないみたいです。この点はちょっとLightsailと比べると柔軟性が低いかもしれません。

ところで、この請求の仕方をライバルのさくらVPSと比べると、時間単位請求という点で一見さくらVPSよりは柔軟のように見えるが一長一短あるかなという感じ。プリペイド方式なので「使った金額がそのまま月額課金される」わけではなく「事前にプリペイドでチャージしておかないといけない」わけで、実際の使用量よりも多くチャージしないとクレジットが足りないのでやむなく多めにチャージするけど端数が出てしまうという感じになりそうです。ここで個人使用だとちょっと拒否感が出る人がいるかもです。さくらVPSはたしかに時間単位請求はしてくれませんが、月額のみがクレジットカードから引き落とされますのでプリペイドチャージで使用しきれない端数が出ることはないわけです。

あと、上述しましたが、今だと100USDクレジットただでもらえるので、インスタンスにもよりますが、二ヶ月ぐらいはただで使えますよ。太っ腹!

なお、上のリンクは私へのアフィリンクになってますので踏んでくれると私にクレジットが入りますのでぜひ踏んでください ;-)